「働いてみてわかった…」 / 大岩友理

「働いてみてわかった…」 / 大岩友理

私は現在就労移行支援事業所 ペイフォワード多治見というところでサービス管理責任者として働きたいけど働くのが不安で就職活動が一人では不安という方たちの支援をしています。

支援と聞くとなんだか重たいイメージ?

サポートは響き的には少し軽くなりますか?
あえて支援と使っていきますが、
今まで知っている情報の中でイメージを膨らませてしまうこともあると思うので
「支援」という言葉がずっしりきてしまう方もいるかな…?

どんな方が支援を受けているか

というと…知的、身体、難病の方も対象ですが

圧倒的に多いのは精神発達の方です。

(手帳を所持していない方もいます)
うつ病やADHD、パニック障害、統合失調症など…いろいろな症状がある方が通っていますが
みなさん医師から「働いてもいいよ」と許可を頂いているので障害としては軽度です。
そして、就労経験がある方がほとんどです。

相談に来られるきっかけの出来事として

学生の時から個性強いと言われてきたり、あまり学校に行けなかった。
もともとネガティブに考えてしまう傾向だったが働いてみてすぐに指示内容が理解できなかったり、
複数指示でパニックになってしまう、
優先順位がわからず仕事を進めていても怒られるとても働きづらい!仕事を辞めたいという気持ちになってしまう。
もちろん他にも職場環境の関係で不安になり症状が出てきてしまう方もいるかもしれません。

そういった崩れてしまった心と体を整える(リハビリ)

そして、働くために必要なPC操作、

ビジネスマナー、
作業訓練、
コミュニケーション能力(一番大事で難しいですね)
を習得して頂き、

自分に合う仕事を一緒に見つけて長く働けるように支援をするところが就労移行支援事業所です。

誰かに相談するということも自分一人の考えではない意見も入ってきますし、光が見えてくることも。相談しても仕方ないと思うかどうかは相談してみないとわからないですね。

次回テーマ
支援者からみる家族の大切さ

自己紹介

名前   大岩(おおいわ) 友理(ゆり)
生年月日  1月29日
出身地  富山県
趣味   アクセサリー作り(最近できていませんが…)
血液型  A型

職歴   介護福祉士の資格を取得後、特別養護老人ホームの介護現場で10年ほど勤
務(その間育休などもありました)その後、株式会社エムズ  ペイフォワード多治見
にて就労支援(障がい者の一般就労の支援と働く場の提供)をし働くことに不安がある
方の相談、支援を行っております。

http://payitfoward.net/