就労移行支援って何?

就労移行支援って何?

どうも、ご無沙汰しております。
多動系キャリアコンサルタントのゆーきです。
今日は私も普段勤務している就労移行支援事業所について簡単ではありますが、ご紹介させていただきます^^

私も、普段サービスを提供している側としてお伝えできるところはなるべく過不足なくお伝えできればと思ってております!

就労移行支援事業所とは?
一般就労(一般企業へ就職する。つまるA型B型と言われるような福祉的就労ではない)を目指す方を対象に提供する福祉サービスです。

ご自身の前職の収入や世帯収入など様々な要因によって、負担する利用料は変動しますが、基本的には月額1万円は超えない範囲でご利用いただけるサービスです。

就労移行支援事業所って何するの?

ご自身の障害理解やビジネスマナー、職場内で欠かせないコミュニケーションの取り方など、職場で安定して就労継続するために必要な各種スキルを習得していただくための訓練を提供しています。

事業所によって呼び方が多少異なるケースもあるようですが、基本的には概ね3つのステップを経て就職までのサポートをさせていただいている事業所が多いと思います。

1:就労のための準備を行うステップ。
2:実習(インターンシップ)を行うステップ。
3:就活を行うステップ。

順番にご説明します。

1:就労のための準備を行うステップ。
やはり一般就労されるのであれば、体調の安定は必須。
ここでしっかり体調安定、また障害の理解をしっかりできているかどうかはすごく大事です。準備がしっかりできてれば、その後の実習や就活も比較的安定して取り組む事ができる傾向があります。

余談ですが、就労移行支援はお金はもらえないので、通所が全く安定しない方で「仕事ならば毎日通いますって!!」とおっしゃる方もいます。私の場合は、「それなら就活しちゃう?」と言ったらほんとに就活始めちゃって内定もらって、そのまま勤怠安定してるって方もいました(笑)やっぱお金もらえないから毎日通うのしんどいって方もいますよね(笑)
だけど、基本的に企業様は「そちらの事業所への通所率どのくらい?」と聞いてこられます。障害者雇用に積極的な企業さんであればあるほど!
その時、嘘はつけない。。。

2:インターンシップを行うステップ
その事業所と関わりのある企業さんへ実習に行っていただきます。事業所はやはりある程度環境が整備され、支援員も常に見守ってくれてサポートしてもらえる。しかし、実際の職場となると必ずしもそのような手厚いサポートをしてくれる企業さんはまだまだ多くないのが現状です。また慣れない環境で体調を崩さないか、自分が目指している職種は本当に自分に適性があるのかどうかなども確認する絶好の機会となります!

※余談ですが、実習での働きぶりがよいと実際に雇用したいと企業様から言っていただけるケースもあります。

3:就活をする段階
就活をすると、障害者雇用はまだまだ身体知的の方を採用しやすい傾向がある事は事実です。何件応募してもなかなか決まらない事も出てきます。気軽にスタッフの方に相談しながらサポートを受けていただく段階です。特に、就労移行支援事業所としてもそれぞれ就労先の開拓は熱心にされていると思いますので、スタッフの方からぜひ提案された案件には積極的に面接に行ってみてくださいね!

 簡単ではありますが、以上が就労移行支援事業所の説明になります。細かい事を突き詰めれば、これだけでは全然足りないのですが、とっかかりとして「就労移行支援事業所ってこんなところなんだなあ」と、一つ相談先のひとつとしてでも捉えてもらえたら嬉しいなあとおもいます!