究極の男性脳と究極の女性脳 / 水月ひなた

究極の男性脳と究極の女性脳 / 水月ひなた

2020年9月6日

この間 オンライン飲み会にて 発達障害を説明したときに
かなりわかりやすいと言われた(イメージしやすい)と
言われたので そのことを書いてみたいと思います

究極の男性脳と女性脳

発達障害は 大きく3つに分類されますが
今回は その中の2つ
ASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動)について書いていきたいと思います。

ASD(自閉症スペクトラム症)

昔は アスペルガーと言われていましたが このごろはASDと診断されます。
コミュニケーションが苦手 こだわりが強いなど
人の感情の変化に疎い感じです

究極に合理的と考えるとわかりやすいかも
人の感情って 合理的ではありません
矛盾する気持ちも多いです

その矛盾する気持ちが 多分 理解しずらい
好きといったら好き 嫌いと言ったら嫌い
その言葉の裏の意味まで推測しません

言ってみると 究極の合理主義者であり
まどろっこいしい言い方ではなく そのままで言ってほしい そうやって言われないとわからない
だから 他人に対しても 自分の思いを朗々と語る

過程より結果を求める
これをやったらどうなるか その結果が良ければやる
ただ その想像力は ちょっと乏しいところもあります

いうなれば 究極の男性脳です

ADHD(注意欠陥多動性障害)

忘れ物が多い 遅刻が多い 片付けるのが下手
興味があれこれと移り変わるので 1つのことを完結するのが難しい

社交的な感じです
初めての人でも平気で楽しく話せる
自分が好き 楽しいって思ったものに夢中になる
好きなものには何時間でも費やす

そのためなのか 依存度も高い
買い物依存や恋愛依存などにはまりやすくもあります!

結果よりも過程を楽しみというところもあります。

いうなれば 究極の女性脳です

 

正反対の特性が入り混じる

この男性脳と女性脳 みんなそれぞれ持っていますが
発達障害の方は この究極の両極端を持っていて 自分でコントロールできない

ASDの特性が強め ADHDの特性が強めなどありますが
多くの人は 両方の特性を持っています

その場その場で 出てくる特性が違う人も多いから
それで 周りにいる人が えっ??って 思ったりすることが多くなります
極端だから余計に ???ってなってしまいます

本人もよくわかっていないから
余計に混乱する

例を挙げると
言葉にしないと人の気持ちがわからないのは究極の男性脳
でも 自分の気持ちは わかって欲しいと究極の女性脳で依存する
こうなると 周りが振り回されて当たり前だったりします

こういうようなことが 日常的に起こっているので
本人も大変だけど 周りも大変

だからね 周りは 振り回されない距離をとるのが大事になります。

 

究極の正反対の考え方の脳を持ってて自分でコントロールできない相手なのだから
しょうがないか…って思うことも大切

自分の感情をうまくコントロールするためにも
こうやって考えると楽になるかもしれません