家庭で「役割」を持ってきた人達へ アダルトチルドレンの回復方法を教えます。

家庭で「役割」を持ってきた人達へ アダルトチルドレンの回復方法を教えます。

こんにちは!春雨です!

皆さんはアダルトチルドレンという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

大人?子ども?言葉だけでは想像しにくい単語だと思います。

今回はアダルトチルドレンで傷ついてきた私が試行錯誤して生きてきて実感した心の傷や、その癒し方についてコラムにしたいと思います。

 

アダルトチルドレンって何?

家庭内で傷ついた子ども時代

アダルトチルドレンとは、子どもの頃に家庭内でのトラウマによって傷つき、そして大人になった人たちのことを指します。

どんなに厳しい親でも普通に幸せな人になれているなら問題はないのですが、成人した今現在において生きづらさを感じているなら、それはアダルトチルドレンだと言えます。

このような家庭内でうまく家族が機能できていないことを機能不全家族と言います。

この言葉、私は初めて聞いた時すごくしっくりきました。家族が機能してない故に、子どもの頃の私たちは何かしらの役割を担って機能させようと頑張ってきたのです。

 

ちなみにアダルトチルドレンは診断名や病名ではありません。自分の育ってきた環境、親や家族との関係を振り返って自分自身を理解するための1つのキーワードとして捉えることができます。

家族機能不全で育つとどうなるの?

 

「家族機能不全」と聞くと、もうどうしようもない人のもとに生まれた人、という印象を持つかもしれませんがそういう人ばかりではありません。ぱっと見普通の家族に見えるけど、実は綻びが生じており子どもながらに気を使って大人がやるべき役割を担った結果、大人になって様々な症状が出て来ることがあります。

 

たとえば・・・

自尊心がない、傷つきやすい、自分の考えがない、他人の評価が以上に気になる、無気力、自虐的、他人に厳しい・・・などなど。

これらのことで生きづらさを今でも感じているならば、過去の子ども時代を思い出してみてください。母や父の愚痴を聞いてあげたり、みんなの中を取り持っていたり。期待される役割を演じたりしていませんでしたか?

自分の感情を押し殺して「よい子」として振る舞っていませんでしたか?

このような生き方は子どもが機能不全家族の中で適応するための家庭内での生きる手段なのですが、大人になって社会に出るとだんだんと生きづらさが現れてきます。

アダルトチルドレンが回復するためのステップ

 

アダルトチルドレンは病気ではないので、特効薬のようなものがあるわけではありません。

しかし、様々な方法で生きづらさを軽減する方法はあります。

今回は様々なアダルトチルドレンについて本や情報を読み漁って調べて実証して、自分が効いたなと思う心の癒し方について伝えていけたらと思います。

過去を探る

 

まず、自分の過去を改めて思い返します。

過去何十年の記憶を一気に探るとなると難しいので、1〜3歳→幼稚園(保育園)→小学校低学年→高学年…と言った風に区切って思い返してみます。

当時の感情を現してみる

思い返してみると様々な感情がでてくると思います。それはどんな気持ちだったのかというのを今、思い返して気持ちを表してみましょう。

たとえば私の話ですが、まず3歳の頃親に理不尽なことでめちゃくちゃ殴られました。(突然の重い話すいません。)

当時はなんで!?なんで!?という気持ちでした。それを思い返して

「あぁ、私はあの時とても悲しかった。とても辛かった。」と当時の自分の気持ちを再認識します。

 

そうやって自分を認めると自分の心が癒された気持ちがします。

これを繰り返します。簡単ですがとても効果があります。

 

まず1〜3歳の時、どんなことがあったか。悲しかったこと、もやもやしたことがあったらそれを思い浮かべて、どんな気持ちだったか考えます。

 

もし3歳までは特に思い浮かばなかったら小学校に入るまでの記憶を思い出します。「親」だけを特定しなくても大丈夫です。頭の中でふんわり思い出してきたらそれは当時どんな気持ちだったかを表現します。

 

これを繰り返すことにより、自分が過去のどんなことに傷ついており、どんなことがどのくらい今の自分に影響しているのかわかってきます。

やっていくうちに心がじんわりと温かくなってくるので、寝る前にするといつの間にか寝ていることもあります。

 

あなたはどんなところでも羽ばたける!

 

いかがでしたか?今回はアダルトチルドレンについて、回復方法についてお伝えしました。

家族がどんなに悲惨でも、今生きづらくても、あなたはどんなところへも行ける力があります。親に羽をもぎ取られたと思っても、実はすでに小さな羽がついていることに気がつけばどんなところでも行けることができます。(ちなみに私のアカウント名のsoramotoberuはそういう意味も込められています)

 

様々な回復方法を知って、少しずつ生きづらさを取り除いて、どんどん幸せになっていきましょう!