発達障害 NHK特集も組まれて 世間的にも 言葉としては認知されています。
がしかし カサンドラ症候群は あまり認知されていません。
「カサンドラ症候群」と言っても 何それ?
発達障害の1つの特性?と言われることもあったりします。
「カサンドラ症候群」とは
発達障害の特性 他人に共感、協調することが苦手だったり、こだわりが強い部分から 周りにいる人が振り回されて、精神的、肉体的に疲弊していくことです。
精神的な疲弊は うつ病を発症したり、家族であれば家庭がくつろげる場所ではなくなったり
職場であれば 出社拒否や 会社辞めたいとまで思います。
*大げさではなく 実際に 私は 職場でカサンドラになった時に 会社を辞めようと思いました!
お子さんや配偶者(パートナー)の場合 家庭がくつろぎの場ではなくなります
とにかく大変なのです。
発達障害も確かに大変です。私の場合 子供が発達障害なので 社会に発達障害のことを理解してほしい
受け入れる社会を作りたいと思っています。その反面 とても疲れる部分もあります。
障害は 確かに大変で 社会が障害を受け入れるは必要だけど その障害に甘えることは話が別だと思うのです
特に 発達障害の場合 感情の共感という部分が抜けています。また 自責が弱い人は 他人を責めがちです。
そのため 周りにいる人を責めたり 周りにいる人の気持ちを逆なでるような発言をしたりします。
子供でも かなり大変です。
これが 配偶者(パートナー)の場合だと いったんは好きだった相手です。最初は気持ちが通じ合った人なのに 一緒に住み始めたら 気持ちが通わなくなる こちらの気持ちをわかってもらえない
そういうことが 日々積み重なると 絶望的な気持ちになります。
会社でも 上司や部下や同僚が こちらの気持ちがわからない ワーキングメモリが少ないということから 仕事を覚えられない 覚えられないだけではなく 自分の非を認めない そういうことが続くとね
一緒に仕事をしたくない!って思ってしまいます。
自分の非を認めないから こちらが悪いのかな?とか思い始めると マイナスのスパイラルに陥ります。
こういう周りにいる人の気持ち 実は わからない人が多いです。
子供のこと、配偶者のこと、仕事の人間関係を 身近な人に相談しても よくあることで済まされてしまったり、ひどいと 「あなたの接し方が悪い」「あなたが厳しすぎる」など非難をされたりもします。
発達障害の人に振り回される感覚は そういう状況になった人しかわからないものがあります。
また ご自身が発達障害だからカサンドラ症候群にならないってこともないです。
発達障害の人も発達障害と関わることで「カサンドラ症候群」陥ることがあります
「カサンドラ症候群」は定型(いわゆる普通の人)さんの 発達障害に対する言いがかり?みたいなことを言う方もいますが 実際に 発達障害の方でも「カサンドラ症候群」に陥るので それはないかと思います。
夫婦関係で困っている人 かなり高い確率で「カサンドラ症候群」ではないか?と言われます。
人は 自分の気持ちをわかってほしがるものです。でも それと同時に自分に関わる人に対しては その人の気持ちもわかりたいと思うものです。
特性から 気持ちを理解するのが難しければ 理解しようとする前向きの姿勢が必要なのではないか?と思います。
家族で仲良くしたい、気持ちをわかりあいたいけどわかりあえない
一緒に仕事をするなら 楽しく仕事をしたい
そういう思いが根底にあるからこそ カサンドラ症候群に陥るのです。
カサンドラ症候群 誰でも陥る可能性があります。
だからこそ もっと知って欲しいと思います