長所を見付けるために行ったことは?

皆さんこんにちは。ADHDと自閉症スペクトラム障害を持つもっさんこと森飛鳥です。

2月末でアルバイトを卒業して就労移行支援を利用し、就職を目指すことになりました。そこで今日は長所が見つからない、よく分からないという方に向けて長所の見つけ方を共有したいと思います。

発達障害と診断を受けると自分のダメなところ、短所ばかりに目が行きがちかと思います。短所を言い換えて長所にするのがリフレーミングという作業です。リフレーミングとは物事をひとつの視点からとらえるのではなく、様々な視点からとらえ直す、見直すことなんですね。

私の場合、「すぐ怒る」→「正義感が強い」のような形になります。正義感が強く、曲がったことやつじつまが合わないことに遭遇すると怒りがこみ上げてきます。なので、短所であった「すぐ怒る」が長所の正義感が強いといった強みに言い換えが出来るわけです。

 

ここまで書いたリフレーミングはよくとられる手法ですが、今回は長所や強み、良いところを見付けるという視点で書き進めます。

では、そもそも何故長所が見つからないのでしょうか。

その理由として「謙虚な気持ち」があるかと思います。

・純粋に自分の強みに気付いていない

・謙虚さがあって認められない

・ものすごい能力でないと長所と言えないと考えている

2つ目の謙虚さゆえに認められないのが私にとって長所や強みが見つからなかった大きな原因でした。謙虚さ故とは書きましたが、自尊心の低さも大きくありました。

しかし、自分で「認められないんだ」と認識することで初めて認めようとする作業が始まるわけです。この過程がとても大事な過程だと考えています。

 

今回、自分の長所や強みを考えるうえで実際に会ったことのある知り合いに長所や強みを教えてくださいと聞いて回りました。すると、出るわ出るわで7人ほどに聞いて30個近く回答を頂きました。

自分を客観的にみる力が弱いためこのような手法をとらせて頂いた訳ですが、せっかく出して頂いた30個近くの長所や良いところが私にとっては「え?」でした。先ほど挙げた「純粋に自分の強みに気付いていない」の段階です。そして、この30個とにらめっこしている私の心境としては「認められない」でした。何故なら自分よりもっとすごい人がいるし…という「ものすごい能力でないと長所ではない」の思考に陥っているからでした。

 

ここで知り合いに「ジョハリの窓」の存在を教えて頂きました。

検索にかけるとすぐに出てきますので細かい説明は避けますが、端的に言うと自分が知っているものと他人が知っているものを分けて自己分析するものです。

たとえば、真面目という私の長所は私が知っている長所ですが、愚直な努力家という長所は私が知らなかった他人が知っている長所でした。

最初は出して頂いた長所を羅列して考えていましたが、ジョハリの窓を参考に自分が知る長所と他人が知る長所を分けて考えることで、たとえ最初は認められなくても、他人が言うんだからそうなんだろうと認められるようになりました。

日常生活を送る中で、出して頂いた長所に気付くこともありましたし、こうやって日常生活を通じて自分の中に落とし込んでいく作業も長所を見付け認めるために必要なステップだと考えています。

文字ではすぐに見つかるかもしれませんが、自分のものにしていくことは自分にしかできない作業です。大変な作業としてもこれを成長と呼ぶのであれば私は成長したいなと思います。何故なら、愚直な努力家だからです。

長所を認めることは自己肯定感を形成するにも大切なことだと思います。是非今一度自分の長所を考えてみてはいかがでしょうか。ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

執筆者

10年にわたる鬱、引きこもり、対人トラブルから24歳の時発達障害を疑われ、WAISを受けた結果、ADHDと自閉症スペクトラム障害と診断を受ける。カウンセラーと二人三脚で人生と向き合い、現在物流倉庫で仕分けのアルバイトをしながら、ゆめのたね放送局にてラジオパーソナリティをしています。これまでの経験を活かして人生を切り開くため、2021年4月より心理学を学びに大学に入学することが決まりました。夢は発達障害の未来を変えることです。