障がい者雇用の人がコミュニケーションで気を付けるべき9つのこと / をこ

当サイトをご覧の皆さま、始めまして。

私は現在、障がい者雇用であると同時に、
障がい者雇用の方々を管理する仕事をしています。
その中で日々感じていることや現場のリアルな声をお届けすることで、
皆さまにとって有益な情報になればと考えています。
今回は日々私が業務を行う中で感じる

“障がい者雇用の人がコミュニケーションで気を付けるべき9つのこと”
自己紹介

“障がい者雇用の人がコミュニケーションで気を付けるべき9つのこと”

についてご紹介したいと思います。

①あいさつをすること

障がい関係なく大事なことですが、あいさつは最低限のマナーとして心がけましょう。
しかし、中には障がい特性上、声を出すのが苦手な方もいらっしゃると思います。
挨拶をしようと思ってもうまくできない場合は
軽く会釈をして挨拶をしようとしているという意思を見せましょう。

②笑顔を心がけること

あなたの職場でもし、皆がずっとムッツリとした顔でいたら、怖いと感じるのではないでしょうか。
それはあなたを見ている人も同じです。
笑顔は相手に柔らかい印象を感じさせることが出来ます。
特に女性は人から印象を見られやすいですから、笑顔は大事にしましょう。

③自分の体調不良に気づき、報告をすること

体調不良に気づき同僚に報告することは、2つのメリットがあります。

1. 誤解されにくい
同僚に体調不良を伝えていないと、
突然仕事のペースが落ちたときに「さぼっている」
「今日はやる気がない」と思われる可能性もあります。
しかし、体調不良をあらかじめ伝えておけば、
そのように誤解される心配もなく無理なく仕事をできる可能性が上がるでしょう。

2. 体調管理がしやすい
女性特有の「生理が重い」といったホルモンバランスからくる体調不良は、
通常特定の周期でやってきます。
そのような原因の体調不良がある場合は、上長や同僚に言っておくと、
業務量に気を使ってくれることがあるので、体調管理がしやすくなることがあります。

④配慮は求める前に説明すること

障がい者雇用は「同僚が理解してくれる」と思われがちですが、
それは職場の同僚があくまで障害特性を事前に説明されて、周知されているときに限ります。

もし理解をしてもらいたいなら、説明をしなければなりません。
もし一人で説明が難しい場合は、就労移行支援事業所や支援施設の支援員の方に相談して、
お手伝いをしてもらいましょう。

⑤モヤモヤ(心にひっかかること)は相談すること

仕事をしていく上で、色々とモヤモヤすることは沢山出てきます。
しかしそれを溜め過ぎてしまうと、ある日体調がぐっと悪くなってしまうこともあるかもしれません。
会社に相談できる人を作っておきましょう。

⑥何か起きたときのために常に記録をしておくこと

女性は特にセクハラ・パワハラの被害に遭いやすいため、
常にいつ何があったかを記録できるよう、メモを持ち歩きましょう。

また、行った業務を記録すると、自分ができるようになったことなどがわかりやすく、
自信につながるので日々記録はつけておきましょう。

⑦さみしくなったら、自分から話しかけること

「話かけられなくて寂しい。」このような感想を持つ障がい者雇用の方がたまにいらっしゃいます。
しかし、多くの場合同僚は嫌いだから話しかけないのではなく、
”どうしたらいいかわからないから”話しかけないだけなのです。勇気を出してみましょう。

⑧愚痴を言いすぎないこと

女性は愚痴でコミュニケーションを取ることがあると思います。
しかし、あまり表に出し過ぎると、敵を作る可能性も大いにあります。
理由がしっかりしていない愚痴などは、時々にして、言いすぎないようにしましょう。

⑨女の涙は強すぎるということ

男性は思った以上に女性が泣くことに驚きを感じます。
筆者も昔は突然よく泣いて上司を困らせたものです。
しかし泣くことは生理現象なので仕方がありません。
突然泣いてしまったときは
「すみません、涙が勝手に出ているだけなので気にしないでください」などと、少しでも驚きを和らげましょう。

いかがでしたでしょうか。

今回はコミュニケーションについての中でも”障がい者雇用で”特に気を付けるポイント
を挙げてみましたが、
障がいがあっても雇用されるからには社会人として最低限のマナーや話し方は必要です。
まずは就労移行支援事業所や支援施設のSST(ソーシャルスキルトレーニング)や
書籍、情報サイトなどでそれらを勉強した上でお仕事に臨みましょう！