カサンドラ症候群から抜け出すために / カフジ マチ

カサンドラ症候群から抜け出すために / カフジ マチ

2020年9月14日

カサンドラ症候群から抜け出すために

自分の今の気持ち

とにかく今の状態に気づくこと。
自分の気持ちに気づくこと。
気づくことが大切です。

悲しい、寂しい、怖い これは怒りの元の感情です
かかわりの中でイライラした時に
自分が何を思ったのか、何を感じたのか
気づくことが最初の一歩です。

毎日の生活の中で日常的に繰り返される理解できない出来事…
それに対して、自分はどんな気持ちなんだろう?
まずはそこを考えます。

理解できないことがあると、相手を責めたり自分がフリーズしたりします。
それでも少しだけがんばって考えます。
「もし、友人にこんなことがあったら私はなんて声をかける?」
その声かけの言葉が今の自分の状態なのです。

社会で生活していれば自分と他社との考えの違いを感じて生きています。
そして、それぞれが折り合をつけながら社会がなりたっています。
その折り合いのバランスがくずれてしまうのが
カサンドラ症候群であると思っています。

今だからこのように言えますが、カサンドラ症候群と気づくまでは
毎日、モヤモヤ、イライラ…暗いトンネルの中でした。

インターネットの世界

私がやってみた行動は
『インターネットの世界』へ助けを求めました。
なぜ、身近な周りの人ではなく、ネットの世界なのか?
皆さんも経験あると思いますが、
周りに話してもこの違和感を理解されないのです。
「大丈夫だよ、そんなことあるあるだよ~」
「我慢すればいいのよ」
「無視するのが一番」
しまいには
「あなたがそんな態度だからじゃないの?」

こんな言葉が返ってきたように記憶しています。

私は愕然としました。
誰も私の言うことを理解してくれない…
助言してくれる周りは励ましてくれています。

しかし、私の心はズタズタでした。

私自身も心が弱っているので、前向きにとらえられないのです。
「誰も私のことをわかってくれない」
その当時はこのように思っていました。

病院など専門家に相談するのが一番だと思いますが、
病気だとは思っていないので病院やカウンセリングなどは全く思い浮かびませんでした。

同じ境遇な人を探したりしました。
「発達障害」についても調べました。
関連本も読んだりして理解したつもりでも
私の奥底の悲しい気持ちはまだそのままでした。

理解者を見つける

ネットなら同じ思いの人がいるかもしれない…
いろいろなサイト、ブログなどたくさん読みました。
その中で
スーッと私の中に入ってくるブログがありました。

その方がこちらのサイト「りあん」代表 水月ひなたさんのブログでした。
コメントをしたらすぐに返事をいただき、すぐお会いすることになりました。
ネットの世界で知った全く知らない人に会うのはとても怖かったけれど
その時は
「誰か助けて!」の気持ちが多すぎて…

しかし、大正解でした。自分を褒めました。
「わかってくれる人がいる」
心底、ホッとしたのを覚えています。

3年前の出来事です。
その日から私の中でたくさんのことが動き出しました。
濃密な3年間でした。

まず、やることは理解してくれる人を見つけることだと思います。

 


カフジ マチ
夫・息子・娘・義父母 6人家族
子どもは二人とも20代
息子の大学中退をきっかけに心の勉強を始める
現在も勉強中
ブログ https://ameblo.jp/sousana1143/