「就労移行支援って・・・・・!?」

「就労移行支援って・・・・・!?」

就労移行支援で一般就労への支援を行っています大岩友理です。
就労移行まだまだ認知度は低いですが精神疾患の方が増えてきており事業所も増えてきています。

私はこの仕事をし始めたのは平成28年・・・
それまで「就労移行支援」という事業があるなんて全く知りませんでした。

中学の頃から介護の仕事をしたいと思い 介護福祉士が取得できる専門学校へ行きそのま
ま特別養護老人ホームへ就職…
すごく守られている環境の中で仕事をしてきました。
専門学校の時にバイトで障がい者ヘルパーの仕事をして障がいがあってもなくても私たちと一緒。バイトをしているんだけど楽しい!とすごく感じていました。
そんなこともあり、老人介護の仕事から障がい者支援の仕事へ。
自分の中で挑戦したい!
できることをまだまだ探したいという思いでした。

「楽しくなければ福祉じゃない!」と鳴子をもって踊った事鮮明に覚えています(笑)
バイトの障がい者支援をしていて、やり始めた時は私がサポートにはいるとばかり思っていましたが逆に知らない世界をみせてくれて初めての経験も多く毎回驚き!
どうしても障がいがあるとなるとイメージが良くない!
何とかしたいですね・・・

健常者の方よりも障害を持っている人って「何とかしたい」「こうしよう」「あーしよう」という思いが強いような気がします。
障がい者支援の魅力をもっと伝えたいですね。

こんな魅力的なお仕事のことももっと伝えていきたいですが今日は就労移行での取り組み内容を少しお伝えしたいと思います。

就労移行での取り組み

書き出しにも少しお伝えしたように、
就労移行支援事業所は一般就労を目標として通所で仕事の適性をみていくところです。

ペイフォワードでは仕事の適性といっても事業所内のみで作業訓練をして適性をみていくことは難しいので実際に企業様の協力を頂いて仕事をして適性をみていきます。
合わなければまた事業所での訓練を積み実習を行うという流れです。

毎日、目標設定をして自分がどの方向に向いていけばいいのか確認しながら進めていきます。
どこに向かっていけばいいのかわからなくなると不安や色々な気持ちが出てきてブレてくる可能性がありますね。
目標を決めるまでの課題出しや相談を一緒にしながらきめていきます。

カリキュラムではビジネスマナーや報連相等の実践など仕事に必要なことを行っていきます。
もちろん気分転換も行っていきます。
大事ですね。
気分転換ができず気持ちが切り替えられないと気持ちが沈んできたり仕事の効率も落ちます。

ただどんな気分転換を行っていいかわからない、趣味がないという場合
カリキュラムでヨガや体操、ウォーキング、軽登山、調理、作品作り、映画鑑賞、DIYなど様々なことを定期的に行います。
その中から自分にぴったりのものがあれば取り入れていけるので今後役立てていただけるようにも行っています。
皆さん入られた時期が違うので個々に合わせ、取り組み内容が違っていたりすることもあります。

それぞれの移行支援で取り組みは違います。
自分が合う会社を選ぶのも大事なように訓練場所も自分に合う場所の選択は必要ですね。

長く働いていただけるように、就職してからも相談できる場、人がいると安心しますね。
その関係性を築くためにも就労移行という場所をうまく利用されるとなお 安心しての長期就労を目指せることもできます。

著者紹介

大岩友理

株式会社エムズ
ペイフォワード多治見に勤務
就労支援(障がい者の一般就労の支援と働く場の提供)をし
働くことに不安がある方の相談、支援を行っております。